下肢長（足の長さ）の左右差・当院での治療方法

下肢長差（足の長さの違い）とは

左右の脚の長さに差がある状態を「下肢長差」または「下肢長不等」と呼びます。数ミリ程度であれば問題にならないことが多いですが、差が大きくなる（1cm以上）と身体のバランスが崩れ、さまざまな症状や障害につながることがあります。

原因

下肢長差の原因は大きく機能的原因と構造的原因に分けられます。

1. 機能的

実際には骨の長さは同じだが、身体の使い方や姿勢の乱れによって差が生じている場合。

骨盤のゆがみ
股関節や脊柱の側弯・ねじれ
筋肉のアンバランス
歩行・姿勢の癖

2. 構造的

骨そのものの長さに差がある場合。

先天的な骨の形成異常
骨折後の成長障害
関節炎や感染症による骨成長の抑制
外傷や手術による変形
発育期の腫瘍・骨疾患

主な症状

下肢長差が大きくなると、以下のような症状が現れます。

症状	内容
腰痛	骨盤の傾きによる慢性的な腰痛
膝・股関節の痛み	負荷の偏りによる関節痛
歩行異常	びっこ・足引きずり・歩行リズムの乱れ
筋肉の緊張	側腹部や殿部の筋肉の過緊張
側弯症	背骨の左右への変形
疲労しやすい	少し歩いただけで疲れる
足底の痛み	片側だけに過負荷がかかる

放置すると起こりうること

下肢長差を放置すると、単なる歩きにくさにとどまらず、全身に影響を及ぼします。

1. 骨格・筋肉の慢性的な変形

骨盤の傾きや回旋
脊柱側弯症の進行
膝関節や股関節の変形性関節症のリスク増大

2. 慢性疼痛の固定化

腰痛・肩こり・頭痛
片側の関節の過度な摩耗
筋肉の血行不良によるこり

3. 運動機能の低下

歩行能力の低下
将来的な転倒リスクの増加
スポーツ・日常生活への支障

4. 精神的影響

疼痛や歩行障害によるストレス
自信の喪失や活動量の低下
社会生活の制限につながる可能性もある

対処方法（代表例）

※診断は整形外科・理学療法士によって行われます。

方法	内容
インソール・補高	足底で長さを調整
理学療法	姿勢改善・筋バランス調整
ストレッチ・筋力トレーニング	筋緊張の緩和
矯正装具	長さ差が大きい場合
手術	骨延長手術や骨切り術（重度の場合）

まとめ

下肢長差は小さい差であっても、長期的には姿勢や身体機能に大きな影響を及ぼす可能性があります。違和感・歩きづらさ・慢性の痛みを感じた場合は、早期に専門機関で評価を受けることが重要です。構造的原因と機能的原因のどちらかを明確にし、適切な治療・リハビリテーションを行うことで改善が期待できます。

【リ・ムーヴ鍼灸整体院では】

大宮駅西口から徒歩2分の通いやすい立地にあるリ・ムーヴ鍼灸整体院では、下肢長差によって生じた骨格・筋肉・スタイルの乱れを専門的に評価し、原因に応じた施術を行っています。単に痛みを取るだけでなく、姿勢・歩行・骨盤の安定・体型改善を含めたトータルケアを重視しています。

施術の特徴

1. 骨格検査・歩行分析

骨盤の傾き、股関節の動き、脊柱のねじれを専門的に評価
歩き方や姿勢のクセを分析し、下肢長差との関連性を明確化
必要に応じてインソール提案やホームケア指導も実施

2. 筋肉・筋膜の調整

鍼灸や手技による深部筋へのアプローチ
大腿部・殿部・腰部の筋緊張を緩和
筋膜リリースにより左右の筋バランスを整え、動きやすい身体へ導く

3. 骨盤・脊柱の矯正

身体のゆがみに対してソフトな矯正を行い、左右差を調整
重心の位置を整えることで、歩行や姿勢が安定
側弯症や肩こり・腰痛の予防にもつながる

4. スタイル改善・プロポーション調整

下肢長差から生じたスタイルの崩れ（左右の脚の太さ、姿勢の傾きなど）を改善
股関節の可動性を高めることで美しい立ち姿・歩行へ
骨盤底筋やインナーマッスルのトレーニング指導も実施

痛みだけでなく「見た目・機能性」を重視

リ・ムーヴ鍼灸整体院では、下肢長差を単なる“歩きにくさ”や“痛み”として捉えるのではなく、
身体の使い方・姿勢・今後のスタイル維持までを見据えて施術を行います。

長時間歩いても疲れにくい体づくり
スポーツパフォーマンス向上
姿勢改善による印象アップ
将来の関節痛や変形性関節症の予防

このような目的を持つ方にも多く来院していただいています。

アクセス

大宮駅西口から徒歩2分
駅近のため仕事帰りや買い物ついでにも通いやすい
予約制で待ち時間なし

下肢長差・姿勢のゆがみ・慢性の腰痛などでお悩みの方は、早めのケアが重要です。
大宮駅西口からすぐのリ・ムーヴ鍼灸整体院で、身体の土台から見直してみませんか。

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