四十肩・五十肩・当院での治療方法など

四十肩・五十肩とは?


40〜50代に多いことから“四十肩・五十肩”と呼ばれます。

四十肩・五十肩の症状

🟥 急性期(痛みが強い時期)

期間:数日〜数週間

  • 肩を動かすと鋭い痛み
  • 夜間痛(寝返りで痛い/眠れない)
  • 腕が水平より上に上がらない
  • 時には安静時でもズキズキ痛む
  • 炎症反応が強く温めると悪化することも

👉 この時期は “痛みを減らす” ことが優先
無理なストレッチや運動は逆効果。


慢性期(拘縮・可動域制限が強くなる時期)

期間:数ヶ月〜半年以上続くことも

  • 腕が上がらない/後ろに回せない
  • 着替え・洗髪・背中に手が届かない
  • 肩の可動域が大きく制限される
  • 痛みは落ち着いてくるが“動きが固まる”
  • 肩だけでなく首・背中・肘にも痛みが広がることも

👉 “可動域の回復”が最優先
筋膜リリース・関節モビリゼーション・姿勢改善が重要。


回復期

期間:数ヶ月〜1年

  • 徐々に痛みが軽減
  • 可動域の改善が見られる
  • 肩甲骨や体幹の連動が回復し始める
  • 運動療法・筋力トレーニングが効果的になる

👉 動かすほど治りやすくなる時期
無理なく“動かしながら治す”ことがポイント。


🔶 症状の特徴(まとめ)

症状特徴
夜間痛痛みで眠れない・寝返りができない
腕が上がらない着替え・洗髪・背中に手が回らない
鋭い痛み急性期(炎症期)に強く出る
可動域制限慢性期に最も問題となる
首・背中の痛み肩に原因があるが他にも波及しやすい
1年以上続く場合も放置すると“凍結肩”になることも

なぜ症状が長引くのか?

肩の痛み=結果
原因=血流低下・筋膜・姿勢・神経・内臓の乱れ
👉 肩だけでなく全身の調整が必要


🔹 主な原因

原因内容
肩周辺の血流低下運動不足や姿勢不良により筋肉が固くなる
筋膜・筋肉の癒着長期間の緊張やストレスで筋膜が癒着
猫背・巻き肩肩関節に負担が集中する姿勢
インナーマッスルの弱化肩の安定性が低下し筋肉が防御反応で固まる
内臓機能低下・自律神経の乱れ血流・回復力が低下し慢性化

👉 肩だけの問題ではなく、全身のバランス低下が背景にあることが多いのが特徴です。


🔹 リ・ムーブ鍼灸整体院での主な治療方法

痛み・炎症の軽減

  • 温熱や軽い手技で血流促進
  • アイシング(急性期のみ)

筋肉・筋膜の調整

  • 肩周囲だけでなく
    → 首、背中、胸、腕、骨盤もチェック
  • 筋膜リリース・ストレッチ・関節モビリゼーション

可動域改善エクササイズ

  • 肩甲骨の動き改善
  • ローテーターカフ(インナーマッスル)強化

姿勢・生活習慣の改善

  • デスクワークの姿勢指導
  • 呼吸法・体幹トレーニング
  • 睡眠・食事・ストレスケア

🔹 なぜ“全身治療”が必要なのか?

全身治療の根拠理由
肩の動きは全身と連動肩は肋骨・背骨・骨盤の動きに依存している
血流・神経の通り道は全身肩だけ調整しても巡りが改善しない
姿勢・筋膜・内臓の影響長時間の姿勢や疲労で回復力が低下
肩の痛みは結果に過ぎない原因は身体の他の部位に隠れていることが多い

肩だけ治療しても改善しないケースが多く、
姿勢・筋膜・呼吸・体幹・内臓など
“原因部位”にアプローチする必要があります。


🔹 改善のポイントまとめ

✔ 肩だけ揉んでも治らないことが多い
✔ 首・背中・胸・骨盤も診ることが回復の近道
✔ インナーマッスル・姿勢調整・生活習慣の見直しが重要
✔ 痛みだけでなく「動きの回復」を目的にすること

【リ・ムーヴ鍼灸整体院では】

四十肩・五十肩の痛みは
“肩だけの問題” ではなく、
神経・血流・筋膜・姿勢の乱れによる
全身のバランス低下が原因
と考えます。

そのため、当院では
根本原因にアプローチする全身治療を行っています。


🔷 ① 鍼灸治療(東洋医学 × 最新解剖学)

  • 肩だけでなく 首・背中・腕・胸・骨盤にも施術
  • 炎症・痛みを抑えるツボ(経穴)を使用
  • 自律神経・血流のコントロールにも効果
  • 夜間痛・慢性痛に特に有効
  • 副交感神経を優位にし、回復力を高める

🔶 ② 神経調整(ニューロ・アジャスト)

  • 頸椎・胸椎・頭蓋の調整
  • 神経の圧迫を解除し 痛みの閾値を下げる
  • PNF・感覚統合アプローチで
    🔸固まった神経回路を再教育
  • “防御反応”による筋肉の緊張を解除

👉 痛みは脳が作った“危険信号”
→ 脳・神経へのアプローチで
  痛みから「回復モード」に切り替えます。


🔷 ③ 血管・循環アプローチ

  • 温熱・超音波・手技による循環改善
  • 鎖骨・胸郭の調整で血管の通り道を確保
  • 末端の血流(手足)も改善し、
    全身から回復力を引き出す
  • 呼吸トレーニング・姿勢矯正も合わせて実施

👉 “血流が悪い肩は治りにくい肩”
  → 原因に直線アプローチします。


🔶 ④ 筋膜・姿勢・アナトミートレイン調整

  • 全身の筋膜ライン(アナトミートレイン)を用いて
    肩だけでなく連動部位を調整
  • 肩甲骨・骨盤・胸郭の連動改善
  • 筋膜リリース・関節調整・エクササイズ
  • 姿勢の再教育で再発予防

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